音が出るからスマホで動画は再生されにくい・・・・

これウソです。

そもそも、この考え方の前提は、スマホは移動中の電車の中や待ち合わせ場所の暇つぶしで使われることが多い。

だから、そんな場所で音を出して動画を再生することは考えにくい、ということでした。

私のこの考え方にほぼ完全に同意していました。

そして、スマホユーザーを意識すると「動画は音なし、あるいは音がなくても分かるものがいいのでは?」と思っていたのです。

 

ところが、総務省の行ったアンケート『スマートフォンを一番使う場所はどこですか?』に対する回答は私の考えが完全に間違っていたことをおしえてくれたのです。

一番スマートフォンが使われる場所は、自宅なんです。

つまり、テレビを見ながら、ご飯食べながら、ベッドでごろごろしながら、ということです。

では、こういった状況で動画の音が出ると困る人はいるでしょうか?

もちろん、いません。

つまり、動画を使ったマーケティングにおいては、ターゲットがスマホユーザーであっても音を意識する必要は全くないのです。

逆に、スマホの方が手軽に動画を再生してくれる可能性すらあります。

意識すべきは、動画の長さぐらいと思われます。

自分自身のことを振り返りながらもこの結果を知ったときは笑ってしまいました。

私は、9割以上の業務をPCを使ってこなしています。

つまり、ほぼ一日中PCを使っている人間です。

そんな人間でさえ、テレビを見ながら、ご飯を食べながら、ベッドでごろごろしならが、スマホを使っているのです。

もちろん、移動時間や外出先での暇つぶしでも使いますが、使っている時間は自宅が圧倒的に長いのです。

そう考えると、普段PCを使わない人は私をはるかにしのぐ長い時間スマホを自宅で使っていると予想されます。