リピートしてしまうお店の持つ魅力をビジネスに活かせないか?

私は元々チャレンジャー気質で、新規開拓が好きです。

そのため、最近では1回行ったお店をリピートすることはほとんどありません。

ただ、どうしても外せない会食の席などもあります。

そんな場合は間違いないお店をリピートする訳ですが、その場合の選択基準は「もう一度行ってみたい」と思っていたお店です。

もう一度行ってみたいと思った理由は、大抵は「美味しかった」からです。

ただ、それよりも強いモチベーションになるのは「まだまだ知らないことがたくさんある」ということです。

前回はお腹いっぱいで注文できなかったが、他にも気になるメニューがたくさん残っているという感じです。

あるいは、前回座ったテーブル以外に気になる個室やテラスがあったなどの場合もあります。

キーワードとしては”心残り”です。

つまり、飲食店であればこういった感情をお客様に持っていもらえばリピートにつながるということです。

では、飲食店以外ではこの手法は使えないのか?

「うちは飲食店じゃないから関係ない」と思った時点で思考停止です。

言うまでもなく、当然飲食店以外でも使える手法です。

”心残り”を感じさせるには、1回ぐらいじゃ分からない”奥深さ”や”底の見えなさ”を演出すればいいわけです。

もちろん、演出だけじゃなくて中身が伴わなければならないのは言うまでもありません。

表現の仕方を変えれば”わくわく感”ですね。

つまり、わくわく感を感じる商品・サービスの提供の仕方を工夫すればいいと思います。

人は商品・サービスを”感情”で買うと言いますが、”わくわくする”というのはポジティブな感情そのものです。

「こっちは飲食店以外は関係ないだろう」と思われるリピート理由として、シーズンの変化があります。

シーズンによって食材が変わりますから「あのお店のこの季節の料理って」というワクワク感を感じるはずです。

また、テラス席であればそこそこ暖かくなってからでないと座れません。

「今度は暖かい春に行こう」、「魚の美味しい寒い時期に行こう」、「自分の好きな食材が豊富な秋に行こう」、というモチベーションはシーズンが変わることで起こります。

このような理由で、飲食店などのお店の場合はシーズンが変わることでリピートの可能性が高まる可能性があります。

さて、このシーズン要素については、一般のビジネスに活かせるでしょうか?

確かに、飲食店に比べるとシンプルではなく多少難しいです。

ただ、シーズンにもいろいろあります。

春夏秋冬の四季だけを考えるとアイデアが浮かばないかもしれません。

そこで、年末年始、入学入園時期、夏休み、ゴールデンウィーク、などで考えるのはどうでしょうか?

売り方のマンネリ化を避けるためにもメリハリを付けるきっかけになると思います。

事実、ほとんどの商業施設は、ハロウィンが終わったらクリスマスバージョンに模様替えします。

そして、次の年は、バレンタイン、ホワイトデー、母の日、父の日とテンプレートのようにワンパターンの模様替えです。

私ぐらいの歳になると、このパターンの繰り返しはもういい加減うんざりですが、購買意欲の高い若い世代はそうでもありません。

シーズンによって人の感情と言うのは変わりますからターゲットを想定してそこに着目するべきです。

是非、あなたのビジネスにマッチしたシーズン変化をうまく使って下さい。