今、SEO業界では「リブセンス」という企業が、Googleからペナルティを受けたという話がよく話題になっています。

実は、勉強不足でリブセンスさんのこと全く知りませんでした(汗;

そこで、ちょっと調べてみたのですが「アルバイト」とか「バイト」というキーワードで上位にいた企業のようです。

ちなみに、検索広告業界ではこのキーワード「アルバイト」、「バイト」はドル箱と言われる価値の高いキーワードです。

求人広告というのは、インターネットがない時代から本当にコストのかかるものでした。

今の時代でも、中小企業が頭を悩ますのは求人にかかるコストと言われています。

下手な募集をするよりも、知り合いに働いてくれる人を紹介してもらう手法をとるのはこのためです。

リブセンスさんは、かなり高収益の企業だったようなのですが、その理由はネット広告代を使う必要がなかったからと考えられます。

もちろん、SEOを施して自社のサイトを上位に上げるのにもコストはかかります。

ただ、ネット広告を使ってアクセスを増やすコストに比べれば何分の一、あるいは何十分の一で済んでいたはずです。

それが突然のごとくに、Googleの検索結果表示アルゴリズムが変わったために1ページ目はおろか圏外まで飛ばされてしまったわけです。
この問題から学ぶべきは、SEOだけに頼ったマーケティングは危険すぎるということを理解することだと思います。

ただ、SEOが意味がなくなるとか、やる必要がないという話ではありません。

SEOだけに頼るのが危険すぎるということです。
ちなみに、1,2年前まではSEOの知識とお金があれば上位を独占することができました。

お金があればと言うことは、その作業を細分化して誰にでもできるレベルまで落とし込めたということです。

つまり、ビジネスセンスがある人は、今までこの手法で大儲けしてきたわけです。

でも、今後は少し事情が変わります。

今まで通り資本力である程度のことはできますが、かつてのように極端なことはできなくなります。

なぜなら、本当にユーザーの役に立つ情報を作るというのはセンスがいるからです。

少なくとも、このセンスのいる仕事を誰にでもできるレベルまで落とし込むことは至難の業です。

ユーザーに役立つ情報を作るというのは、センスもそうですが”愛”が必要です。

愛がなければ上位表示もできない時代だと私は思っています。

検索エンジンを使ったマーケティングの業界もバブルがはじけたということでしょう。

バブル経済を過ごした私ですが、実は、今の時代の方が好きです。

なぜなら、今の方がまともな商品、サービスが多いからです。

バブルの頃は、何でも何をしても売れましたからひどかったんですよ!

これからは、Googleで検索しても本当にいい情報が手に入る時代になっていくと考えられます。