【えびマケ通信】Go Toイートは自分が得するためでなく飲食店のために

さて「Go Toイート」の方はどうなるでしょうか?

新型コロナ騒動で、落ち込んだ飲食業を盛り上げるための政府キャンペーンです。

焼け野原となりつつある飲食業界にとって、たったの767億円の予算規模で効果があるのか疑問もあります。

ただ、後述しますが、真水は767億円でも事業規模は3,000億円程度になります。

もちろん、全ての飲食を救うと考えた場合には全く足りない金額です。

それでも、ひいきの飲食店を潰さないための助けになる可能性もあります。

続きを読んでもらえば分かりますが、このキャンペーンは、はっきりいって利用者が得をするためのキャンペーンではありません。

あくまで、飲食店の利用を促すキャンペーンです。

ひいきのお店があるなら、お店に行ってお金を使わないと何の助けにもなりません。

そういう意味では「Go Toイート」はお店に行くためのきっかけとして悪くありません。

自分が得するために使おうと思っている人は大して得にはならないので使わない方がいいです。

ところで、相も変わらず使い方が分かりにくいというか使いにくいです。

使い方は、大きく分けて2種類です。

1つ目は、食事券を購入する方法。

2つ目は、グルメサイトからの予約する方法です。

食事券の方は、まだ分かりやすいです。

食事券の方は、1セット1万円で、1万2500円分の食事券が手に入ります。

つまり、2500円、25%上乗せ分がお得な部分になります。

また、1回あたり2万円分までしか購入できません。

ただ、同じ人が複数回購入は可能だと思います。(未調査)

食事券は、500円、または、1000円の金券として使用することになりお釣りは出ません。

例えば、1000円ぐらいのランチを出しているお店の応援をしたい場合は、2万円分買えば25枚の1000円券が手に入ります。

そして、普段20回しか行ってなかったところを回数を5回増やす。

あるいは、普段は800円のランチを食べているところを1000円のランチに変える。

と言った感じでしょうか?

また、テイクアウトやデリバリーにも使える様です。

なお、「Go Toイート」に参加している飲食店でしか使えません。

つまり、ひいきのお店、助けたいお店が「Go Toイート」に参加していないと意味がないということです。

販売されるのは2021年1月までで、利用期限は同年3月末までだそうです。

実際に食事券を販売するのは自治体みたいなので、私たちはこの食事券を役所まで買いに行くことになるのでしょうか?

もしそうなら、これも致命的に面倒臭いですね。

ところで、最初に、予算が767億円でも、事業規模は3,000億円程度と申しました。

話をシンプルにするために食事券だけで考えてみます。

仮に、食事券だけで767億円の予算がすべて消化されたとします。

767億円は、お得分の25%に当たります。

すると、販売された商品券の総額は3,000億円程になるということです。

食事券はすべて使われるはずですから、最大で3,000億円程度の経済効果があるということになります。

もちろん、キャンペーンがなくても飲食店には行くでしょうから、そこまで単純にすべて経済効果として計算するのは間違っています。

3,000億円というのは、あくまで最大でということです。

次に、グルメサイトから予約する方法です。

グルメサイトとは、具体的には、食べログ、ぐるなび、ホットペッパー、一休、LUXA、OZmall、Yahoo!ロコ、EPARK、ヒトサラ、Retty 、などです

予約をすると、1回につきランチで500円分、ディナーで1000円分のポイントが手に入ります。

このポイント分が、利用者にとってのお得になります。

ただし、このポイントは、”次回”の予約時に使えるポイントです。

使うお店は変えてもいいらしいですが、恐らくポイントを他の予約サイトに持ち回ることはできないと思います。(未調査)

つまり、グルメサイトからの予約の場合は、2回目以降でないと利用者にとってはお得にはなりません。

ポイントは予約回数ごと付与ではなく、例えば、宴会の予約をした場合は、人数分のポイントが手に入ります。

5名でディナーを予約すれば、5000円分のポイントが手に入ります。

ただし、上限があって、1回の予約では10人分(最大1万円分)しかポイントがもらえません。

ただ、よく考えるとこのポイントも、実際にはそれぞれの人に付与される訳ではないはずです。

システム的には、予約サイトで予約した人のアカウントに付与されるはずです。

つまり、予約者(幹事)が黙っていれば総取りできるポイントということなのでしょうか?

ポイントを得た人に確実に利益を返すためには、幹事様は次回も全く同じメンバーで予約をする必要があります。

この通りの仕組みですと、笑ってしまうぐらい使えないシステムです。

私なりの結論としては、グルメサイトからの予約については飲食店を応援するためのまともな用途を思いつきません。

疲れるだけなので却下したいです。

まだ食事券の方を使う方が、ひいきの飲食店に貢献できると思います。

そして、客単価を上げるためにこのキャンペーンのお得分を使うのがいいように思います。

つまり、ランチであれば普段食べているランチよりも25%程度高いランチを食事券を使って注文するという感じです。

また、回数通ってあげるのが一番だと思いますし、食事券は予算が続く限りは何度も買えるようです。

販売されている限りは購入して、通ってあげるといいのではないでしょうか?

今後も苦境が続きそうな飲食業界ですが、ひいきのお店を守るには客側としてはこれぐらいしかできないのかもしれません。

また、人のことを心配していられるのも今だけかも知れません。