小規模事象者のWebサイトの場合、トップページのアクセスが少ないはずです。つまり、トップページへのアクセスは、着地(ランディング)ページからのアクセスが大半になります。それを想定してトップページの構成を考える必要があります。

副業も含めて、個人でのビジネスなど小規模事業者が、これからWebサイトを作る際に知っておいてもらいたいことがあります。

それは、トップページを狙ったキーワードで上位表示させることが非常に難しくなっているということです。

例えば、「オーガニック野菜 通販」などで検索結果の1ページ目での表示を狙うということです。

不可能ではないですが、時間とお金がかかりすぎてとても現実的な集客方法ではなくなっています。

これは、言い換えれば、トップページ経由でのSEOでの集客はほぼ不可能ということになります。

ただ、逆に言えば、このことを理解した上で、Webサイトを作っていけば無駄なお金、時間、労力を省くことができます

トップページはアクセスが少ない

大前提として理解していただきたいのが、小規模事業者のWebサイトのトップページが”ランディングページ”になる可能性は低いということです。

ここで言っているランディングページというのは、セールスページなどの1ページもの長いページの意味ではありません。

Googleアナリティクスで使われている”ランディングページ”と同じ意味で、Webサイトにあるページの中で最初に着地されたページのことを指します。

実際に、あなたのWebサイトでも、トップページがいかにランディングページになることが少ないかを、アナリティクスで調べて下さい。

アナリティクスで

 行動 → サイトコンテンツ → ランディングページ

を表示してもらうと、どのページがランディングページになっているかわかります。

このようなことになる理由は、小規模事業者のWebサイトの場合は、ほとんどのビジネスでトップページが検索結果の上位に来ることがないからです。

例外としては、地域密着型のリアルビジネス、例えば、歯医者だったり、花屋だったり、飲食店の場合は、検索ワードに地域名が付くので話は別です。

例えば、渋谷区でイタリアンレストランを探している人は、「イタリアン」で検索することは少なく「イタリアン 渋谷」で検索するからです。

地域名が検索ワードに入らない全国区のビジネスの場合に話を戻します。

ニッチ市場で、なおかつコンセプトなビジネスで、緻密にSEOをしていない限りは、小規模事業者のWebサイトのトップページが検索結果の上位に来ることはまずありません。

トップページがランディングページとして表示されるのは、直接URLを入力してもらった場合ぐらいです。

ケースとしては、名刺やチラシなどの紙媒体に記載されているURLを入力してもらった、あるいはQRコード経由というぐらいで、その数は非常に少ないはずです。

そう考えると、Webサイトのトップページが表示されるのは、どのタイミングなるでしょうか?

それは、ランディングページとなった他のページのリンク(メニュー)からのアクセスということになります。

例えば、検索結果に表示されたブログ記事を読んだ後に、トップページのリンクがクリックされたケースなどです。

そう考えると、トップページは、このことを前提に設計する必要があります。

決して、最初に観られることだけを前提に設計してはいけないことになります。

では、トップページにはどういったコンテンツが必要になるでしょうか?

トップページの役割

それを考える前に、ランディングページとなり得るページとしては、どういったページが考えらるでしょうか?

例えば、次の様なページが例として考えられます。

①ブログSEOによる検索結果からのアクセス

②広告経由のセールスページからのアクセス

③SNS経由の無料プレゼントオファーページからのアクセス

つまり、ブログを読んで、興味を持ってもらってどういった会社なのかと思ってトップページを表示する。

あるいは、セールスページを読んで、この商品・サービスを提供しているのはどんな会社なんだろうと思ってトップページを表示してみた。

また、無料プレゼントのページを読んで申し込もうと思ったが、その前にどんな会社か気になってトップページを表示してみた。

こういったケースを想定した際に、トップページに必要となる要件は、閲覧者の求める情報が得られて、なおかつ、元のページにスムーズに戻れるということです。

元のページに戻るについては、戻るボタンを使ってもらえると思い込まないことが必要です。

必ず、トップページから、最初に閲覧したセールスページや無料プレゼントページにリンクで戻れるようにわかりやすくしておく必要があります。

そして、閲覧者が求める情報としては、①会社・ビジネスの端的な紹介②信念(コンセプト)③そもそもこのWebサイトにはどういった情報があるのか、を明確にしておくべきとおもいます。

入り口ページの作り方とアクセス

では、次にランディングページとなるページについて、先に例であげたページの場合にどのように作ってアクセスを集めるのか?です。

これらのページが重要なのは、これらのページへのアクセスがほぼWebサイトのアクセスそのものになるからです。

つまり、これらのページの出来で集客力が決まります。

①SEOブログ

SEOブログは、コツコツとブログを増やして細かいアクセスを集めることを目的に作ります。

数を増やせば、いわゆるアクセスが集まる”当たるページ”の数も増えてきます。

こういった当たるページが増えてくると、安定したアクセスを稼げるようになります。

SEOブログの書き方については、こちらの動画での説明が詳しいです。

●初心者向けSEO【再生リスト】
https://youtube.com/playlist?list=PLbYLHE9CPzw2qkbDb7Xb5V7fnmRTLPjy-

②セールスページ

あなたの御社の商品・サービスを売るためには、セールスページを作って、そのページを広告で出稿する方法が一番シンプルな方法です。

もちろん、今ご説明したブログで集めたアクセスを直接セールスページに誘導したり、あるいはトップページに戻ってきたユーザーをセールスページに誘導したりする経路も考慮します。

ランディングページの作り方は、いくつかの手法がありますが、私がオススメしているのはこの本に書いてある方法です。

『10倍売れるWebコピーライティング』
https://amzn.to/2Xb7d5v

また、具体的な方法については、こちらの動画での説明が詳しいです。

●初心者向けランディングページの作り方【再生リスト】
https://youtube.com/playlist?list=PLbYLHE9CPzw0zAUWDtUkBVtyOvXzy0T0D

広告については、もちろんネット広告を使うことになりますが、大きくわけて2つの方法として、検索広告とリターゲティング広告という方法があります。

それらについては何本か動画を作っています。

●ネット広告は素人でも使えるか
https://youtu.be/j81c4y_kAtg

●【今さら聞けない】Facebook広告のオーディエンスって何?
https://youtu.be/hfEuyanTNQY

●【初心者向け】アクセスユーザーを追いかける【Facebook広告
https://youtu.be/Ukm0izMsW0o

●ディスプレイ広告はオワコンになるのか?
https://youtu.be/W3SjD9jpic4

●整体・治療院は無料集客よりネット広告
https://youtu.be/rRrPNhbKHQs

●Google広告初心者にオススメなスマートキャンペーン
https://youtu.be/KSZy_xDlHOk

●激安Facebook広告の準備の仕方
https://youtu.be/aJahhpzTSss

③無料プレゼントオファーページ

無料プレゼントオファーページの目的は、見込み客集めです。

つまり、見込み客が欲しがるものを無料プレゼントとして用意して、引き換えにメールアドレスやLINEなどのご登録をお願いするページになります。

また、見込み客として登録して下さった方には、その後”啓蒙活動”をする必要があります。

啓蒙活動とは、あなたのビジネスや売っている商品・サービスについて知ってもらう活動です。

その際に、ステップメールやLINEステップ配信を使うことになります。

その方法については、こちらの動画での説明が詳しいです。

●LINE公式アカウントを使ったステップ配信の作り方
https://youtu.be/r7t3Gy1bqVE

無料プレゼントのオファーページへアクセスを集めるためには、セールスページと同様に広告を使う手もあります。

もちろん、セールスレターと同様に、ブログで集めたアクセスを誘導する方法も使って下さい。

その他、無料でやる方法としては、SNSを使う手がありますが、現時点で使えるSNSとしては唯一と言ってもいいかもしれないのがInstagramです。

その他のTwitterやFacebookは、効率が悪いのでとりあえずはやらない方がいいかもしれません。

ただ、YouTubeについてはそこそこ効果が期待できます。

ただ、動画を作って編集するのはなかなか手間なります。

やるとなったら、そこそこの覚悟を持って結果がでるまである程度の期間は続ける必要があります。

中途半端では、時間と労力の無駄に終わりますので最初からやらない方がましです。

最後に、敢えてオファーを有料にすることで、優良な見込み客を集める方法があります。

安価ながらも、無料プレゼントしていた内容と同じものを有料で販売して価値を伝える方法です。

具体的には、他のプラットフォーム、具体的には、Kindle、noteなどを使う方法です。

その方法については、こちらの動画での説明が詳しいです。

●副業でのnote、Kindleの使い方、見込み客
https://youtu.be/WoV0sEAYPzM

Kindle、note以外にも、有料で見込み客を集めるのに使えるプラットフォームはいろいろあります。

例えば、ココナラ,タイムチケット,ストリートアカデミーなどです。

少しでもお金を払っている人はとても前向きなので、優良な見込み客になった下さる可能性が高いのが特徴です。

成約率は、無料オファーで集まった見込み客様と比べて圧倒的に高いです。