コロナ過が収束しない限りは、旅行会社は国内旅行で売上げを増やすしかないです。1つのアイデアとして、電動キックボードのレンタル事業が魅力的に思えます。いち旅行者としての考えとして、現地でフットワークがよくなれば旅行の楽しみも倍増すると思うからです。

依然、苦境の旅行会社ですが、社長をやっている友人がいます。

今回は、その社長に向けてのビジネスアイデアです。

ショボいアイデアと怒られそうですが、私があったらいいなと思っているサービスです。

封殺された海外旅行

ワクチンの接種率が7割ぐらいを超えれば、感染拡大が収束するという期待があったのですがもはや見込み薄です。

イスラエルやイギリスなど接種が先行している国の状況を見ても、時間の経過と共にワクチンの効果が落ちているようで感染は終息しないようです。

コロナウイルスの場合は、過去の研究では変異の回数は、12〜14回が上限と言われていたそうです。

つまり、そこまで変異すれば最後の変異株の流行曲線が終わった時点で、集団免疫が獲得されて収束するわけです。

ちなみに、変異の数に上限があるのは、ウイルスのスパイクにおいて変異する場所がなくなるのがその理由だそうです。

予想では、今年に入ってすぐぐらいにこの上限に達して収束するという話がありました。

ところが、実際にはそうなっていないようで、過去の研究の上限値を超えて未だに変異をエンドレスに続けている感じです。

これが、今回の新型コロナが人工ウイルスと疑われている理由にもなっているみたいです。

話を元に戻します。

このような状況ですと、海外旅行ができるようになるのはまだまだ先になりそうです。

JTBさんが本社ビルを売却するなど、厳しい旅行会社の経営状況も心配です。

私の知り合いの旅行会社経営者も大変だと思います。

海外がダメなら国内旅行の方でより収益が上がる方法を考えるしかありません。

そのためのヒントになればと思って、私があったらいいなと思うサービスについてシェアしてみたいと思います。

旅先では移動手段が必要

旅行は、電車や飛行機での移動が圧倒的に快適で楽です。

ただ、国内旅行に電車や飛行機を使った場合に困るのは、旅先での移動手段です。

国内の観光地は、ほとんど田舎であるため交通機関が貧弱です。

そのため、現地でレンタカーを借りたり、あるいは、最初から車で観光地に行くことになるわけです。

小さい子どもさんがいる家族の場合は、車での移動は少々運転が大変でも必要でしょうが、そうでない層には車での長距離移動は苦痛だと思います。

少なくとも私は嫌です。

休みを利用して遊びに行っているのに、逆に疲れて帰ってくるのが当たり前になっている今の状況がある意味で異常です。

それに、例えば首都圏の人が、近郊に旅行に行くなら車移動もありでしょうが、北海道や九州となれば非現実的です。

快適な旅行のための私の理想は、旅行先との往復は指定席の電車や飛行機で楽々移動し、現地には移動手段が用意されている、です。

そこで、現地での移動手段として「電動キックボード」が面白いのではと思っています。

現地でレンタカーや原付きを借りるのもアリでしょうが、手軽さや小回りを考えると電動キックボードが面白いのではと思うのです。

電動キックボードで観光地を移動する

つまり、観光地までは指定席の電車で楽々移動して、観光地では電動キックボードでフットワーク軽く楽々移動するということです。

電動キックボードは、折りたためば持ち運びが可能なのが大きなアドバンテージです。

観光地でも距離のある移動の場合は、電動キックボードを抱えて電車やバスを使ったりすることができるわけです。

すでに観光地で電動キックボードのレンタルを始めているサイトもあるようですが、ごく一部に過ぎずまだまだ少ないです。

そもそも、地方の方々はこういった新しいことには疎いので動きは遅いです。

そこで、この電動キックボードを、旅行会社がレンタルするサービスを始めればと思うのです。

現地で借りられる方が楽ですが、電動キックボードは、最新機種では重量が7キロぐらいなので電車での持ち運びには大きな支障はありません。

利用料金は、恐らくレンタカーのレンタル代に比べれば圧倒的に安く提供できるはずです。

ただ、この電動キックボードには、現状では問題点や足りないことが多いです。

まず、一番面倒な点は、現状は「原動機付自転車」と同じ扱いなのでヘルメットが必要なことです。

旅行先にヘルメットを持っていくのは正直勘弁してもらいたいです。

それ以前に、自転車と同等のスピードしかでないのに、この乗り物にヘルメットが必要とは思えません。

また、バッテリーの問題があって、1回の充電で走行できる距離は15kmが上限です。

そのため、途中で充電できるポイントを確保しておかないと、バッテリー切れで文字通り立ち往生することになります。

ただ、私はこれらの問題点には楽観的です。

まず、バッテリーの方は技術革新で数年内に劇的に性能向上する可能性が高いです。

ヘルメットですが、これも都内では、すでに特例措置下の実証実験としてヘルメットなしでも乗れるようになっています。

これが全国に広がる、特に観光地では可能になる可能性は非常に高いはずです。

旅先でのフットワークが軽いと、旅行の楽しさは倍増するはずです。

こんなサービスあればきっと流行るんだろうとマジで思っています。