映画館からすっかり遠ざかっていた私がIMAXシアターで映画を映画を観た後に、臨場感と没入感はすでにVR端末で十分だと改めて気づきました。今の映画館の持っている最大の問題は高額な鑑賞料によるコスパの悪さです。

久々に劇場で映画を観た理由

一体何年ぶりだろうというぐらい久しぶりに劇場に映画を見に行きました。

最近では、新作には興味なく、もっぱらアマプラなどの動画サービスで数年前に公開された映画を観るぐらいでした。

そんな私が久々に劇場に足を運んで観たのが、「トップガン・マーベリック」です。

実は、私はトップガン世代です。

東京に行って初めて観に行った映画が、「トップガン」で思い出の映画です。

公開時はなんと80年代、バブル真っ盛りだった1986年の映画です。

ですから、36年後の今の段階で続編として公開されても知らない人が多すぎる気がします。

(正確には3年前が当初の公開予定だったがコロナの影響で延期されたので、33年後)

トップガン世代の私でさえも、さすがに今さら感があって観たいという欲求は起きていませんでした。

ところが、公開直後からのネットでの評価が異常に高いので気になってしまいました。

そして、YouTubeで予告とか、口コミ動画を観まくっているうちに観たい欲求が高まっていきます。

そんな中、”「トップガン・マーベリック」観るなら絶対IMAX”という話に出くわします。

「トップガン・マーベリック」は、IMAXで観るために撮られたとのこと。

そこで、IMAXについてよく知らなかったので調べたところ、通常の劇場とはグレードが違うらしいことが分かりました。

スクリーンのサイズとか解像度とか、もちろんサウンドとかがワンランク上らしいのです。

しかも、500円の追加料金まで必要という話です。

そうなってくると好奇心は更に盛り上がり、IMAX劇場を探して観に行ってしまったということです。

ちなみに、映画としては、非常に楽しめる映画でオススメできます。

純粋に映画を楽しめるハリウッドらしいエンタメ映画の典型です。

そして、肝心のIMAX劇場の感想は、スクリーンがデカい、画像が鮮明、音がすごいと予想を裏切らずに悪くなかったです。

劇場での臨場感の価値

ところで、IMAXシアターですが、同じIMAXでもグレードがあります。

私が「トップガン・マーベリック」を観たIMAXシアターは、一番近くにある劇場で観たので最高グレードではありませんでした。

なので、最高グレード「IMAXレーザー/GTテクノロジー」でのIMAXシアターで観たい欲求が高まりました。

ところが、最高グレードのIMAXは、日本に2箇所しかなくそのひとつは”グランドシネマサンシャイン池袋”です。

そこで、もう1回「トップガン・マーベリック」をこっちで見直そうと思ったのです。

ただ、「IMAXレーザー/GTテクノロジー」シアターは、グランドシネマサンシャイン池袋にも1スクリーンしかありません。

そのため、一日中、同じ映画ばかりが上映される訳ではなく、また新しい映画の方が優先されて上映されます。

私が行こうと思っていた日で行けそうな時間帯に上映されていたのは、「ジュラシック・ワールド」の最新作でした。

正直、私は恐竜映画がイマイチ好きじゃなくて、ジュラシック系の映画は第1作目以降は見ていません。

ただ、映画の内容はどうでもよくなってきて「IMAXレーザー/GTテクノロジー」で観ることの方が優先されていました。

そして、いざグランドシネマサンシャイン池袋の「IMAXレーザー/GTテクノロジー」に挑んだところ、なんと”3D”まで付加されていました。

つまり、「IMAXレーザーGT3D」です。

想定外の3D上映で、メガネを配られてしまったのはいいですが、私はメガネをしているので、メガネの上からメガネなので正直これ嫌いなのです。

そうは言っても選択の余地はないので我慢しながら「IMAXレーザー/GTテクノロジー」での鑑賞を終えました。

映画の内容の感想としては、自分の予想通りで、私の趣味じゃない映画なので可もなく不可もなくです。

もちろん、ジュラシック好きの方には最高だと思います。

肝心の「IMAXレーザー/GTテクノロジー」については、最初のIMAXのときほどの感動はなくて「こんなもんか」という印象に留まりました。

もちろん、素晴らしい映像で音も素晴らしいのですが、大きな理由から「うーん」という感じです。

わざわざ劇場に行く必要性は残るのか

VR端末で「Oculus Quest」というのがあります。

ぶっちゃけゲーム機だと思ってください。

実際は、もっといろいろなことができるポテンシャルの高い端末なのですが、事実上ゲーム機として使われていると思います。

現在の最新機種は「Oculus Quest2」と2世代目になっています。

ちなみに、私が持っているのは初代「Oculus Quest」です。

そして、お伝えしたいことは、この端末を使うと劇場で映画を観る体験ができるということです。

Oculusで映画を観るためには、ネトフリ、アマプラなどアプリを使います。

普段、PCやタブレット、スマホでネトフリ、アマプラを観ているのを、VR端末を使って観ると言うことです。

使ってみないと分かりませんが、これが本当に劇場で観る映画とほぼ同じ臨場感を感じられるのです。

そして、今回久々に劇場で映画を観て、改めてVR端末での臨場感との差がないことを感じました。

もちろん、IMAXには、画質やサウンドともに及びません。

ただ、IMAXは、映像も音も素晴らしいですが、正直そこまですごい必要があるのかという気もします。

個人的には、Oculusで十分に映画を臨場感を持って楽しています。

むしろ、没入感の点では、劇場よりもVRで観る映画の方が上だとさえ思います。

そして、私のOculusは初代なので、第2世代の性能は分かりませんが、2はもっと映像も音もいいはずです。

また、今後も機能アップされてさらに良い端末が出てくることは間違いないです。

大きな問題と思えるのは、ソフトの問題です。

つまり、まだ今は最新の映画をOculus Questで観ることはできないということです。

また、3Dの映画も見れません。

これは、ハリウッドなどの映画配給側がそれを許していないということです。

恐らく時代の流れとともに、劇場公開と同時にネットでも配信されることになるはずです。

ただ、今でも公開時期からかなり早い段階でU-NEXTを使えば比較的新しい映画も観られます。

もちろん、Oculus QuestでもU-NEXTのコンテンツは観られます。

そうなってくると、劇場に行く意味があるのか本当に疑問に感じます。

もちろん、最大の問題はバカみたいに高い映画料金です。

加えて、IMAXシアターだとプラス500円で通常料金で2400円もかかります。

この金額を2時間の映画を観るために払う価値があるのかということです。

もちろん、家族とかカップルで行くレジャーとしての劇場の残るかもしれません。

ただ、純粋に映画コンテンツを楽しむ人にとっての劇場はコスパ的にはどうなのかという段階に来ている気がしています。

VR端末なら隣でポップコーンをくちゃくちゃ食っている人を気にすることもありません。

満席の座席に座って、前後の人を気にする必要もないです。

座席を後ろから蹴られてイラッとすることもありません。

もちろん、VR端末にもまだまだ改善の余地があって、あの重たいVRヘッドを連続で2時間付け続けるのがかなりのストレスです。

ただ、これは慣れれば我慢できますし、今後はよりよくなることは間違いないです。

また、3D映像なら変なメガネをかけて見るよりも、VR技術実現した方がはるかにいいものができるはずです。

3D映像の実現は、VRの方が得意分野ですから、3D映画がVR用に作られたらVR端末が広がるためのキラーコンテンツになる可能性すらあると思っています。