こんにちは、藤田です。
今回もメルマガをお届けします。
売れるかどうか分からないでは始めない
私たちのような個人や小規模事業者が新規サービスを始めようとする場合に、「開発して売り出してみたけど売れませんでした」では済まないです。
当たり前ですが、新サービスの開発はリスクが高いのです。
そのため、体力のない事業者は、自然と受注した仕事だけをするようになります。
ただ、このやり方では損失は小さいですが、自転車操業に近い状態が続くのも悩み所です。
できれば、半自動で売上げを上げてくれるような新サービスを立ち上げたいところです。
では、どうすればいいのか?
借金でもして新規サービスを開発する間の運転資金を準備すべきなのか?
それも悪くないですが、失敗した場合は借りたお金を返すために長い時間を要することになるので、借金するのは自信がない限りやるべきではないです。
では、どうすれば自信を持って、つまり売れる確信を新サービスの開発に着手できるのでしょうか?
実は、インターネットの登場以降、つまりデジタルマーケティングが可能になった後の時代には、その妙手として「テストマーケティング」という手法があります。
テストマーケティングの意味はそのままで、テストしてみて手応えを確認するということです。
ただ、やったことがある人なら分かると思いますが、テストマーケティングにはそれなりの手間がかかります。
そのため、ついつい「エイヤー」でいきなり新サービスに取り組んでしまう人も多いようです。(私もそうでした)
そして、ほぼ、ほぼ失敗します。
ところが、生成AIの登場で、このテストマーケティングへの取り組みのハードルが劇的に下がりました。
AI時代はLPも試作品制作も簡単
では、その結構な手間のかかるテストマーケティングとはどういう手順で行うのか?
そして、AI時代なるとどのように取り組みやすくなったのかをお伝えします。
テストマーケティングでは、まず、想定ユーザーの悩みとその解決方法を考えます。
この解決方法が、新サービスになるわけです。
そして、ランディングページ(LP)を作って、まだ完成していないサービスについて「○○な悩みを解決するサービスです」と「誰のどんな課題をどう解決するか」を丁寧に説明して、興味ある方のメールアドレスを登録してもらう仕組みを作ります。
まだ存在しないサービスへのメールアドレスの登録の動機づけのために、「リリース時に優先案内します」、「先着○名に無料モニター提供」、「新機能や開発状況をお知らせします」などのオファーをします。
次に、広告やSNSでこのLPに集客をしてメールアドレスを収集し、アンケートを送って「今すぐ使いたい」かをヒアリングします。
メールアドレスの登録率が5%程度、「今すぐ使いたい」という人がいるかどうかで、新サービスの可能性を測るという手順になります。
この様にまとめるとシンプルですが、実際にこの作業を始めると結構な労力であることがわかります。
しかも、手が止まってしまうタイミングが多発するため、その都度精神的エネルギーを浪費して疲れてしまいます。
例えば、ランディングページの文面を作るのは結構な作業です。
文章を作るのが苦手な人ほど手が止まるはずです。
キャッチコピーを作るもの手が止まりますし、動機づけをするためのオファーを考えるのもそうです。
アンケートメールの文面を作るのも、アンケートの仕組みを作るもの手が止まります。
広告を出すなら、広告文を作ったり、広告用の画像や動画を作るのも手が止まるタイミングでしょう。
SNSへの投稿時も、投稿文章を作る作業もありやることはてんこ盛りです。
ところが、生成AIをうまく使えば、これらの手が止まってしまう作業のほとんどをやってもらえるのです。
つまり、私たちは極端に言えば、指示を出すだけなのです。
集客はショート動画一択
ランディングページを作った後の集客は、広告とSNSで行いますが、今の時代はどちらもショート動画一択です。
広告を出す場合もショート動画、SNSにアップするコンテンツもショート動画です。
ショート動画をアップして集客に使えるSNSは、YouTubeショート、Instagram、TikTok、Twitterが使えます。
ショート動画は、30秒から60秒ですから、シナリオ作りもシンプルです。
しかも、生成AIはショート動画のシナリオ作りを得意としています。
ショート動画を作るための静止画像も生成AIにすべてお任せです。
無料の画像サイトで選んでくると言った手間は不要です。
作業項目を作って、本当に淡々と生成AIに指示を出して作業を続けていれば気が付けば終わっているという感じです。
しかも、必要な作業項目自体も生成AIに作ってもらえます。
もう少し具体的にショート動画の作り方をお伝えすると、CanvaやVrewというアプリを使って、生成AIで作った画像と、自ら録音したシナリオを挿入して作ればOKです。
自分で喋って録音するもの面倒ならこれも生成AIに任せられます。
ショート動画は数打てばいくつか当たりますから、淡々と作業を続けてアップを続ければいいのです。
YouTubeショート、Instagram、TikTok、Twitterに同じ動画をアップしていけば余程下手を打たない限りはいくつか当たります。
ランディングページへは、500〜1,000アクセスぐらいを目標に集客するのがいいと思います。
500を越えたら、もうショート動画の作成は止めて様子を見る感じでいいと思います。