2019年は「動画2.0」マーケティング元年か?

「2.0」と言っているからには「1.0」があります。

もちろん、私が勝手に2.0と定義しているだけなのですが、私なりの1.0があるのです。

私の言うところの「1.0」というのは、YouTube動画が一般的になった時期を指しています。

つまり、ここ4,5年のことです。

では、2.0とは何か?

1.0との大きな違いは、手軽に動画の作成が、しかもスマホできるようになりつつあることです。

技術面では、スマホアプリの使い勝手の向上、スマホの処理速度の向上、保存容量の増大が大きく貢献しています。

また、利用するターゲット、動画を撮って公開する側もそれを観る側ともに、1.0とは全く異なっています。

具体的には、10代から20代の若者が中心になっているのが2.0です。

そして特筆すべき点は、動画をアップする側のマインドの変化というか常識の変化とも言えるのかもしれませんが、顔出しへの抵抗が下がってきていることです。

いわゆるYouTuberへの憧れというか、彼らから受けている影響も大きいのでしょう。

ほんの数年前では、考えられない状況の変化だと感じています。

事実、私たちの世代では、未だに顔出しへの抵抗は大きいです。

ビジネスが目的であっても顔出しの抵抗が大きいのに、SNSでの交流なのに今の若い世代は全然違うマインドを持っている訳です。

Tik tok(ティックトック)

2018年で2.0時代の到来を感じた典型的なサービスが「Tik tok(ティックトック)」です。

これは、15秒の動画を作成してアップ・共有することができるSNSです。

何がすごいかというと、撮影した動画を編集してアップするまでの操作がすごく楽、スマホだけで楽勝でできる訳です。

つまり、今までの技術的な障害になっていたPCを使った専用ソフトでの編集というプロセスの部分をバッサリカットすることに成功しているのです。

もちろん、専用ソフトで作る動画とは別ものですから並列で評価するのはナンセンスです。

ただ、1.0と2.0は同じ動画であっても全く別ものです。

そして、今後は圧倒的にこういった動画がネット上では主流になるはずです。

もし、Tik tokを使ったことがないようでしたら是非スマホでインストールして観てみてください。

今は、若い女の子の動画が人気なのですが、中にはノウハウ系の動画もあります。

具体的には、マフラーの巻き方とか、ヘアーのアレンジ方法とかです。

この辺を工夫すればビジネスにも活用可能です。

そして何本か観ていると、「わずか15秒あればいろいろできるもんだ」と感心していしまいます。

20代までにしか訴求できないのか?

静止画(スチル写真)SNSのInstagramもまだまだ強いですが、トレンドとしては既に成熟段階に入っていますので私は2019年は動画だと思っています。

「動画、動画」と4,5年前から声高に叫んできた私ですが(笑)、今度の動画2.0は今までとは全く違う動画の時代になります。

さて、どんな年になるのか楽しみです。

ところで、Tik tokなどの2.0の動画サービスについては、現状ではターゲットは20歳代までです。

ただ、このターゲット層についても、他の動画2.0サービスが登場すればどうなるかわかりません。

お金を持っていて使ってくれるターゲット層が40代以上と考えれば、そういったターゲット向けに何か登場する、あるいは今のサービスが多少変更される可能性があります。

いずれにしても、ポイントとなるのは、今までの様な難しい操作が必要なく誰にでも動画が手軽に使えるようになることです。

Instagramの「IGTV」

ところで、現時点でTik tok以外では、Instagramから派生(?)した「IGTV」というサービスがあります。

こちらはInstagramと同じアカウントで利用するのですが、使えるメディアが動画に特化されています。

また、Tik tokと同じで主に縦長の動画を使います。

そして、「IGTV」が、InstagramともTik tokとも違う特徴は、10分程度の長い動画がアップできる点です。

使い勝手や盛り上がりは現状では圧倒的にTik tokが勝っています。

ただ、Instagramの利用者は多く、アカウントからそのまま使えるので「IGTV」についても侮らずに注視したいサービスです。

ネットユーザーのほとんどがスマホユーザー

トレンドを分析するとやはりベースにあるのは”スマホ”ということです。

現在のほとんどのインターネットユーザーはスマホユーザーなのです。

今までPCを使ってきている人間にはなかなか発想の転換が難しい時代です。

PCが苦手でも問題なく、誰にでも直感的にスマホで使えることがサービスの前提になっていく時代です。

メルカリと従来のフリマの違い

話は変わりますが、私は昨年の終わりからメルカリを使って読んだ本を売っています。

今までは、Amazonマーケットプレイス、あるいはヤフオクを使っていました。

理由があって、Amazonマーケットプレイスが使えなくなったので試しに昨年始めてメルカリを使ってみたのです。

そして、驚くほど使いやすいことに気付きました。

さらに、すごく売れやすいです。

Amazonも相当アクセス数が多いので売れやすかったです。

ただ、メルカリを使った感覚だとそんな比ではない売れ方です。

やはり、スマホユーザーというのは母数が全然違うんだというのを実感しました。

今までAmazonマーケットプレイスやヤフオクを使っていた人は、メルカリの使い勝手を体験すると「工夫すればここまでできるだ」と感じるはずです。

言い換えれば、Amazonマーケットプレイスやヤフオクは大名商売よろしく”あぐら”をかいていたと言えます。

いや違うかもしれませんね、スマホユーザーの方だけを観ていなかったのかもしれません。

スマホユーザーが直感的に使えることがポイント

お伝えしたいのは、今後はスマホユーザーへの親和性の高さが勝負になるということです。

もちろん、あなたの提供しているサービスについてもです。

少なくとも、ホームページ(Webサイト)についてはスマホ対策を徹底的にやる必要があります。

その際には、今までのPCユーザー相手の常識はほぼ通用しないと考えるべきです。

スマホユーザーに使いづらいと思われたら、その時点でポイされる恐ろしい時代です。

ただ、危機感を持つよりはむしろチャンスと捕らえた方がいいと思っています。