こんにちは、藤田です。

今回もメルマガをお届けします。

1. 私たちはAIをみくびっていた

キングコングの西野さんの本に、かなり衝撃的なことが書かれていたのでシェアしたいと思います。

『夢と金』

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西野さんによると「コンセプトアートは人じゃなくて、AIに任せれば良くね?」という意見が出ているそうです。

コンセプトアートというのは、エンタメ産業の作品の世界観を構築するためのイラストだそうです。

コンピュータゲームの世界観を構築する場合などによく作られるようです。

イメージの沸かない方は「コンセプトアート」で画像検索してもらって実物を見ればすぐにピンと来ると思います。

私も最初聞いたときはピンと来なかったのですが、実物を見てすぐに理解できました。

そして、すぐにAIに任せられるかもとも思いました。

そこそも、このコンセプトアートというのは、当然ながらアーティストやデザイナーが作るモノです。

そして、これまでは、いわゆる”こういった職業”は、これまでAIには取って代わられることのない職業と言われていたのです。

AIにはできない仕事の代表の様な言われ方をしていたかもしれないです。

なぜなら、「クリエイティブな仕事は非定型業務だから、AIは脅威じゃない」という理由からです。

ところが、Stable DiffusionやMidjourneyなどの画像生成AIを使ったことがある人なら、さきほどのコンセプトアートを作ることがさほど難しくないと思えたはずです。

つまり、「ビジュアル創造は、人間にとっては非定型業務かもしれないが、その内容は『これまで見てきたモノの編集作業』 であるから、実はAIの超得意領域だった」ということなのです。

私は、正直言ってこのことを理解して衝撃を受けました。

AIによって取って変わられる職業の範囲というのは、これまで言われてきたものより思いの外広いのかも知れません。

私たちは、AIをみくびっていたのかもしれません。

「自分の職業は大丈夫」と思っていた人も、一度自らの仕事の内容を省みた方がいいかもしれません。

たとえば、私がやっているコンサルティングという仕事もAIには無理と言われてました。

ところがが、よく考えるとコンサルティングこそ、これまで蓄積されてきたノウハウの編集だと思うのです。

もう今の段階で、ChatGPTなどの生成AIを使いこなせる人からすれば、コンサルタントは要らないのです。

ところで、私は別に「あなたの仕事がなくなる」と煽っているわけではないです。

これまでと同じ仕事の仕方をしているとマズいと思いますということが言いたいのです。

もちろん、自分も含めてです。

変化に対応するようにすれば、つまりAIをどのように使うかを考えるようにすれば、この先も何の問題もないと私は考えています。

2. おしゃれなQRコード使ってますか?

個人的には、最近ではすっかり名刺交換をすることもなくなったのですが、以前はけっこうこだわって名刺を作ってました。

私は、インターネットの黎明期から個人事業主として仕事をしているのですが、当初は自分のメールアドレスやWebサイトのURLをお伝えするのも名刺の重要な役割だと考えていました。

いつからか、名刺にメアドやURLを記載しておいても、他人から名刺をもらった際にそれの打ち込みが大変なことに自ら気づいてQRコードを活用し始めました。

ただ、当初はiPhoneではQRコードの読み込みができなかったこともあり、イマイチ利便性が高くなかった記憶があります。

そして、その後はあまり名刺交換をしなくなったので、今では名刺作りもかなり適当になっています。

ただ、リアルでの人との接触も戻ってきたので、名刺が活躍するシーンも増えると思います。

QRコードは、iPhoneでも標準で使えますし、電子決済で使われるようになって、使うことで戸惑う人の方が少なくなっていると思います。

また、メアドやWebサイトのURL以上に、LINEの交換とか、SNSへの友だち登録とかの方に便利だと思います。

ただ、たとえば名刺にメアド、WebサイトのURL、LINE、Instagramと並べるとどうなるでしょうか?

QRコードの下に説明を書かないと、普通のQRコードだとどれがどれだかわからなくなります。

そこで、使えるのがイラスト入りのQRコードです。

「QRコード イラスト」なんかでググれば生成サイトが見つかります。

イラストとして、LINEのアイコンやインスタのアイコンなどが入れられるので一目でなんのQRコードがわかるものが作れるわけです。

ところで、このイラスト入りQRコードは、すでに一般的になっているのですが、今では画像生成AIによってもっとすごいので作れるようになっています。

Stable Diffusionを使うと、まさに芸術的なQRコードが作れるそうなので興味のある方はやり方を探してみてください。

でも、まだ作ったことがない人は、まずはイラスト入りのQRコードで十分かもしれないです。

ということで、私も久々に名刺でも作ってみようかと思っている次第です。

名刺の裏に、メアド、URL、LINE、Instagramを並べようかとも思ったのですが、選択肢が多いと逆に使いづらいので、1点集中の方がいいかもしれないですね。