SEO内部対策として、ページ内に貼り付けている画像ファイルのファイル名にも工夫が必要です。Googleは明確にファイル名から何の写真(画像)なのかが推察できるようにとアナウンスしています。ただ、現状では日本語ファイル名は使えないのでアルファベットを使って英語でファイル名を付ける必要があります。その場合に、単語同士をつなぐにはハイフン「-」を使います。

Googleが推奨している画像ファイル名

「DC001234.jpg」見たいな画像ファイル名はダメです。

と、Google様はおっしゃっています。

『SEO的には不利ですよ』とおっしゃっている訳です。

デジカメとか、iPhoneなんかで写真を撮るとファイル名は一律に順番号が振られたファイル名になると思います。

また、フリー画像サイトからダウンロードしたファイルも意味不明の文字列だったりします。

こういったファイル名のままで、サイトの挿絵(挿画像)として使うことをGoogle様は推奨していません。

”ファイル名から何の写真なのかが推察できるように”

 ↑ ↑ ↑
これががGoogle様が推奨している画像ファイル名の推奨です。

具体的なファイル名の付け方

例えば、サラダを食べている女性の写真なら

 woman-eating-salad.png

といった感じです。

日本語ファイル名が使えない理由

ところで、英語は嫌なので、日本語ファイル名は使えないのか?という疑問が生じると思います。

確かに、

 サラダを食べている女性.jpg

というファイル名が使えるならこの方が日本人としては管理しやすいです。

そもそも「SEOなんだから日本語使わないと意味なくね?」という話もあります。


ただ現時点では残念ながら、日本語ファイル名はインターネットのWebサイトやページには使えません。

使えない理由は、日本語ファイル名が画像のファイル名として指定されているとiPhoneなど一部の端末では画像が表示されないからなのです。

近い将来には日本語ファイル名で画像の指定も自由にできるようになるかもしれません。

ただ、現時点ではまだ無理です。

ちなみに、Google様は頭がいいので現時点でも認識してくださいます。

英語のファイル名が日本語のサイトのSEOになるのか?

結論としては、まだ今の時点ではアルファベットを使ってファイル名を付けるしかありません。

そして、意味がわかるようなファイル名にするには英語を使うしかありません。

ただ、本当に日本語のサイトやページに英語でファイル名を指定して意味があるのでしょうか?

英語でSEO効果があるのか?という疑問も生じると思います。

その答えはGoogle様しかご存じないのですが、私の考えとしては英語でファイル名を指定しても意味があると思っています。

理由は、Googleが、例えば”サラダ”と”salada”を同じ意味の単語として認識しているからです。

例えば、”iPhone”と”アイフォン”は同じ意味として認識されていることはGoogleで検索していても実感できると思います。

アルファベットで英語を使って画像が何かを表現する

ということで、英語を使ったファイル名であってもSEO効果があるという前提で、画像ファイル名にはアルファベットで英語を使ったファイル名を付けることになります。

ここでポイントが1つあります。

それは単語の区切りにハイフン「ー」を使うということです。

下線(アンダーバー)「_」は使ってはいけません。NGです。

woman、eating、salad、という3つの単語を使う場合は、ハイフンでつないで

 woman-eating-salad

となる訳です。

すでにアップしている画像ファイルのファイル名はどうするのか?

ところで、大問題がありますね。

既に、ページに貼り付けてサイトにアップ済みの画像ファイル名はどうするのか?という問題です。

これらを全て修正するのは大変ですし、現実的ではないかもしれません。

もちろん、地味で退屈で、しかも本当に効果があるのか?という作業にはなりますが、やった方がいい作業であることには間違いありません。

それでも、私自信もすべての画像ファイル名の修正を根を詰めてやる気はないですし、クライアント様にもやるように言うつもりはありません。

ただ、今後については違います。

新しい画像ファイルをアップする場合は、必ず意味のあるファイル名にしてからアップすることをお勧めします。

ちょっと面倒な作業なのですが、こういうことも習慣化してしまえば苦になりません。

積み重ねが必ず結果につながることを信じてやってください。

いやー、SEOって地味ですねー(笑)