現実問題として、今の現役世代の多くは年金だけで生活できないので65歳以降も働くことを前提に生きていく必要があります。ただし、65歳以降に雇われるのは難しいことが予想されます。そこで、自らのビジネスで稼ぐことを前提にして、今から起業の準備を本業をやめずに副業で始めるのがオススメです。

65歳以降も働くのは暗くて損な人生か?

私たち世代からは、年金の支給が始まっても、その年金と蓄えだけで生活できる人は少数派になると思います。

会社員として厚生年金を払ってきた方も微妙ですし、払ってこなかった個人事業主のような人はまず無理でしょう。

私は今は個人事業主ですが、サラリーマンを15年ほどやっていましたので多少はもらえるかもしれません。

ただ、そのもらえる年金だけで生活できるとは全く思っていません。

つまり、私も含めて多くの人は、今後は65歳以降も働くことを前提に生きていく必要があると思います。

ところで、こういった未来は暗い未来なのでしょうか?

私たち世代は損をしている世代なのでしょうか?

 

親世代がラッキーなだけで私達は損してない

個人的には、考え方次第だと思っています。

そもそも損というのは、払った分が返ってこないということだと思います。

ただ、年金制度がどんなに無意味になったとしても、制度が維持されている限りは払った分以上はもらえます。

例えば、国民年金を摘み立て預金と考えた場合は利率は悪くありません。

事の本質は、今の受給世代がもらいすぎ、つまり得をしているというだけの話です。

本来は、このもらいすぎを政治の力で是正してもらえばいいのです。

ただ、そんなことは私たち全員が投票に行って投票率が上がっても実現可能性は低いでしょう。

つまり、年金については私がちが損だと思わずに、私たちの親世代以上がラッキーだと思えばいいわけです。

自らビジネスを起こす準備をする

65歳以降も働く必要があると考えた場合に、今らかどういった準備をすればいいのでしょうか?

私が断然オススメするのは、起業の経験を積むことです。

自らビジネスを起こせるようになると、一気に未来は明るくなります。

再起不能になるぐらいの大きな借金でも抱えない限り、何度でもトライできるのが起業です。

諦めずに成功するまで続ければ、必ず成功します(笑)

1回でも成功すれば、それが小さな成功であってもその後の人生に自信を持てます。

65歳以降に雇われるのは難しい

また、起業をオススメするのは、65歳以降に雇ってもらうのがいろいろな意味で難しいからです。

例えば、自分より年下の人に雇ってもらって仕事ができるでしょうか?

仕事との種類も極端に狭く、給料も安いでしょう。

若い人と同じように、雇用側が期待するパフォーマンスで仕事がこなせるでしょうか?

65歳になってからでは遅い

そして、今から準備をしておく必要があると思います。

今から準備しておく必要があると考えるのは、65歳にリタイアしてそれから起業するのが難しいからです。

起業にはエネルギーが必要なのです。

リタイアするような年になってから始めると一気に成功のハードルが上がるからです。

つまり、なるべく早い時期から65歳以降のためにも起業の修行を積んでおいた方がいいのです。

本業はやめずに副業で準備をする

だからと言って、今の本業をやめる必要はありません。

本業は続けながら、副業でビジネスを起こす練習を始めるのがオススメです。

どういった種類のビジネスがオススメか?

もちろん、答えがないですが、個人的な意見としては2種類に分けて考えるべきと思います。

1つは、自分の時間を切り売りするビジネスです。

この場合は、自分自身を商品にするビジネスがローリスクで参入障壁が低いです。

具体的には、コーチ、コンサルタントなどのコミュニケーションビジネスです。

人とのコミュニケーション力が必要なビジネスですので、参入は容易ですが成功へのハードルは低くないです。

もう1つは、自分の時間を使わないビジネスにもトライしてほしいです。

こちらの具体例は、教育ビジネス、しかもストック型の教育ビジネスがオススメです。

教材を動画としてストックすることで自分の時間を使わないでビジネスモデルで起こします。

もちろん、こちらも成功のハードルは低くありません。

ただし、どちらも金銭的なリスクがないので何度でもトライできます。

いずれにしても、なるべく早くトライした方がいいと思います。

65歳まで、思っているほど時間は残されていないはずです。

ところで、65歳以降も働き続けることを前提に生きていけば変に焦ることもないかと思います。

むしろ、ストレスフリーで楽しく生きていけるのではないでしょうか?