こんにちは、藤田です。
今回もメルマガをお届けします。
やらないとマズいとも思っている人の方が多い
もう2年半も経った、まだ2年半しか経ってない、OpenAIが開発したChatGPTが公開されたのが2022年11月30日です。
私はそれ以来ずっとほぼ毎日使い続けていますが、日々進化を感じています。
普通は、毎日のように使っていると変化に気づかないものですが、そんなことがないぐらい進化が早いのが生成AIです。
私が一番使っているのが、CursorというAIコードエディタというやつなんですが、先日のバージョンアップで2ランクぐらい頭が良くなってちょっとビビってます。
というのは、書いてくれるプログラムコードの洗練度がグッと上がってしまって、私の理解がついて行けなくなりつつあるからなのです。
平たく言うと、私のスキルの上を行くコードを作ってくれて、しかもそれがちゃんと動くので、私は生成AIの言いなりになっている感じです。
ただ、私の様に日々使っている人は、現役世代の中でも5%未満と言われています。
そこそこ使っている人も全体の10%未満です。
参考記事『今から触っても遅くない ~生成AIの「今」の活用状況とその特徴の調査を通じて~』
https://www.works-i.com/research/project/newcareer/issue/detail10.html
つまり、あなたが「やる気もあるし、やらないとマズいとも思っている」なら今すぐ始めればすぐに上位10%に入れます。
また、慣れるのは簡単で、慣れてしまえばすぐに使いこなせるようになるのがチャット型の生成AIです。
始めるならこの3つから
使い始める生成AIは、ChatGPTでも、Geminiでも大差ないのでどちらでも問題ないです。
ただ、少々乱暴なことを言いますが、無料プランはやめた方がいいです。
自分を追い込むためにも有料プランを使って下さい。
もし、本当に自分がこの先も使いことがないと思ったら解約すればいいだけです。
いつでもやめられるように、Mothlyプランにしておけばいいです。
その上で、この3つから始めてはどうでしょうか?
① 「日常の困りごと」を相談してみる
例えば、こんな感じです。
「スマホで撮った写真がものすごい数になって収集が付かない、整理したいがどんな方法がある?」
「最近よく眠れない。寝つきを良くする方法を教えて」
「同窓会を断るために送るLINEの文面を考えてほしい」
「ご無沙汰の友人との関係を維持するために手紙を書きたいけど、文章が思いつかない」
「テレビで見た料理を作ってみたいけど、レシピにある調味料がないけどどうすればいい?」
「近所にある産土神社ついて調べたいけど、検索だと知りたい情報が出てこない」
「友人と一緒にできる新しい趣味を探している。おすすめはある?」
「イスラエルがイランを攻撃している理由を詳しく知りたいので説明して」
どうですか?今すぐこの中から生成AIに聞きたいと思ったことはないですか?
もちろん、今あなたが困っていることがあればすぐに聞いてみてください。
② Googleで検索せずにChatGPTに聞いてみる
ググるためには、適切な検索ワードが必要です。
一方で、生成AIは、抽象度の高い内容で質問すればいいので、具体的な検索ワードを考える必要がありません。
もちろん、最近のGoogleは優秀なので、音声入力を使って話言葉で質問しても結構正確に答えてくれます。
それでも、生成AIのように抽象度の高い質問にはやはり弱いです。
もう検索ワードを考える必要がない時代なので、以下のように質問すればいいのです。
「今MacBookを買うなら、どのモデルが自分に合っていて後悔しにくいですか?」⇒「M3とM4の違い MacBook」
「ズボラでも続けられる、簡単な家計管理の方法ってありますか?」⇒「家計簿アプリ おすすめ」
「今の季節に、気分転換やリフレッシュできる国内の旅先ってありますか?」⇒「国内旅行 おすすめ 場所」
「健康管理や運動目的で使うなら、どんなスマートウォッチが向いてますか?」⇒「スマートウォッチ 比較」
「副業を始めたときに、お金の手続きで気をつけることってありますか?」⇒「確定申告 方法 副業」
「クローゼットがごちゃごちゃしてるんですが、うまく整理するコツって?」⇒「服の断捨離 方法」
「外食を減らして自炊しようか迷ってます。実際どれくらい節約になるんでしょう?」⇒「自炊 節約 効果」
「ペットを亡くした悲しみがなかなか癒えません。どう受け止めればいいでしょう?」⇒「ペットロス 乗り越え方」
こんな感じです。
生成AIに質問するのが、検索よりも優れている点は、生成AIの答えに対して再質問ができることです。
突っ込んで質問を続けていけば、本当に欲しい答えが見つかる可能性が高まります。
ほとんどの人は過去、ググっても答えが得られなかった経験をしているはずなので是非試して欲しいです。
③ AIとの壁打ちを体験してみる
チャット型生成AIの有効な使い方の1つとして、「壁打ち」というのがあります。
これも、一度使ってみると本当に生成AIの価値が理解出来ます。
例えば、「自己紹介やプロフィール文を作りたいんですが、自分の強みがよく分かりません。」から始めるのです。
実際にこのプロンプトを入れると、以下の様な回答が返ってきました。
❶ 人から「すごいね」「助かった」と言われた経験はありますか?
❷ あなたが「自然とやってしまうこと」「人に頼まれなくてもついやること」は何ですか?
❸ 自分では「これは普通だ」と思っているけど、周りから見ると「それはすごいよ」と言われたことは?
この回答に対して答えると、更に答えが返ってくるので、この繰り返しになります。
続けていると、徐々に完成に近づいていきます。
本丸は生成AIを自分の部下として使うこと
もう今の段階で、小規模なビジネスにおいては、作業を外注したり、よもや人を雇ったりすることはナンセンスです。
言うまでもなく、ほとんどすべて生成AIがその役割を果たしてくれるからです。
生成AIの種類は、ChatGPTのような文章生成(画像生成もできますが)だけでなく、画像、動画、音楽、プログラムコード、3Dモデル、などがあります。
これらの分野に関しての作業は、もはや人に頼む必要がないのです。
人件費より安いし、早いし、正確だし、その他人を雇った際に起こりえる不都合がまったくありません。
もちろん、まだちょっと心許ない結果しか出してくれない分野もありますが、これもすべて時間の問題で解決されるのです。
生成AIを労働力として使える様になれば、後はアイデア次第でいくらでもビジネスを起こすことができます。
これが、生成AIを1日も早く始めて使いこなせるようになるべき理由だと私は思います。