ITマーケティングコンサルタント・藤田ひろしのサイト

「Amazon GO」なんて恐くない(2017.02.09)

「Amazon GO」の実店舗が、アメリカの話ですが、ついにオープンするそうですね。

「Amazon GO」をご存じない方に軽く解説をさせていただきますね。

一言で表現できてしまいますが、無人のコンビニです。

しかも、レジなしです。

お客としての一番のメリットは、レジでの会計が不要ということですね。

お店のメリットの1つは、レジ打ちの人件費がいらないことですね。

加えて、お店側としては、マーケティング上のメリットがもっとたくさんあります。

で、この「Amazon GO」ですが、アメリカの実店舗が成功したら、そのまま日本に進出してくるのか?

日本に出店してセブンやローソンの隣にライバルとして出店するのか?

私がAmazonのCEOなら当初はそれはないですね。

なぜなら、リスクが高すぎるからです。

コンビニってすでに出店過剰のレッドオーシャン市場で血みどろの戦いをしている訳です。

その市場に、”レジがない”ぐらいの特徴でお客が呼べる訳がありません。

セブンイレブンの商品開発力には到底かないません。

では、「Amazon GO」の最大の強みは何かと考えると、それは人件費が抑えられることです。

そもそも、今の日本のコンビニは薄利多売なので、それなりに売り上げが見込めない場所には出店ができません。

ただ、これが人件費が不要となるとどうなるのでしょうか?

私は、今までは採算の面から出店が難しかった場所にも出せるようになると思っています。

例えば、大規模マンションの中とか、オフィスビルの中とかなら問題なく出店できると思うのです。

そして、そういったところに先ずは出店してノウハウや商品開発を磨くのです。

そして、準備万端に整ったところでセブンやローソンの隣に出店されたらどうなるか?

こうなるとコンビニ業界は恐いでしょうね。

ところで、無人化の肝となるレジなし、あるいは、無人レジの技術ですが、「Amazon GO」の特徴はカメラによる画像認識を使っています。

つまり、既存の”枯れた技術”である、ICタグとかバーコードではないのです。

事実、日本の企業もICタグによる無人レジの実験はすでに行っているそうです。

ちなみに、カメラによる画像認証とICタグをコスト面で比較すると、現状では圧倒的に画像認証が勝つようです。

ICタグのコストが今は10円ぐらいなのですが、これが高すぎる見たいです。(商品に貼る手間もいります)

もちろん、ICタグが数円から数銭になってくると逆転する可能性もあるそうです。

ただ、この対決は、画像認識とICタグの単純なコスト競争ではないようです。

「Amazon GO」の場合は、店内にカメラを張り巡らすことで顧客の行動をすべてビッグデータとして蓄積して解析することができるのです。

この膨大なマーケティングデータを使って商品の企画・開発をする訳です。

ところで、こんな無人のコンビニが登場して席巻してしまったらコンビニ店員の雇用が失われるという保守的な考えが出てきます。

ただ、よく考えると今だって日本ではコンビニはブラック業界だって言っているし、アメリカでも格差拡大の要因なのではないでしょうか?

私に言わせれば、そんな誰にでもできる仕事ではなくて人間にしかできない仕事にシフトしろって言う天のお告げだと思います。

人間にしかできない仕事とは、例えば、私が常々言っている”企画力”ってやつです。

AIがどんな進化したって、いいところ企画のヒントになるぐらいです。

とても、企画をまとめたり、その企画を具現化する能力を期待するのは無理ですからね。

そう考えれば「Amazon GO」も、それに似たようなものも恐くないじゃないですか?

 

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