メルマガ【ジーター通信】
こんばんは、藤田@直観コンサルタントです。
自分の予想が当たったからいい気になっている訳ではありませんが、やはり大
して売れませんでしたね、iPad。
あの日本中のマスコミを巻き込んだ大々的なマーケティング効果がなくなると
同時に売れ行きが一気に下がってきたようです。
なぜか、発売と同時にiPadを買うように勧める本まで出ていました。
読ませてもらいましたが、その本にはこんなことが書いてありました。
「iPadは手に取るとそのポテンシャルの高さがわかる」みたいな表現だったと
思います。
つまり、デカイiPhoneではないですよと言いたかったのでしょう。
そこで、私もヨドバシにいってiPadを手に取りましたが、意味が分かりません
でした(笑)
ちなみに、私は自分では感性は鋭い方だと思っています。
いわゆるピンと来る方の人間です。
しかも、ITには詳しい。
でも、ピンと来ませんでしたね。
手に取った瞬間に「売れないかも?」とさえ直感しました。
アメリカであそこまで売れていたので何か秘密があるのだろうとは思うのです
が、未だ解明できずにって感じです。
やっぱりテレビでしょうか?
それとも、電子書籍?
※iPadのことについて書いたメルマガのバックナンバーは最後にご紹介します。
ちなみに、売れなかった理由は、”ノートPCの置き換えに!”と謳いながら、
高くて重いからだったみたいです。
重量は700gですから、ネットPCと変わりませんよね。
それと、iPhoneと違って表示する情報量が多いので、データ通信を携帯(3G)
だけで行うのには無理があるのです。
つまり、外出用にポータブルWi-Fiが必要なのです。
もちろん、自宅には無線LANが必要です。
まとめると、高くて、重くて、投資がかさむ、ってことです。
PCになじまない層へ浸透するのを狙っていたそうですが、これではとても無理
ですね。
結果的に、日頃ノートPCを持ち歩いている層の中で、”お金に余裕のある新し
もの好きの方々だけ”に売れてブームが終わった理由がよく分かります。
ただ、私はiPadの存在意義を否定している訳でもないし、利用価値がないと言
っている訳でもありません。
いわゆる、キラーアプリが登場すれば状況は一気に変わると思います。
また、新しもの好きの方も否定していませんよ。
私だって新しもの好きです。過去、随分バカにもされました(笑)
話は変わりますが、私が本田健を知ったきっかけとなった神田昌典さんとのオ
ーディオセミナーがあります。
いわゆる対談を録音したCDですが、その中で本田健が当時神田さんが世に流行
らせてしまった”感情マーケティング”についてこう表現していました。
”感情マーケティングの本質は、2年分のキャッシュの先取りですよね。”
当時は意味がわからなかったのですが、最近とてもその意味が分かります。
今回のiPadのマーケティングもまさにこれじゃないでしょうか?
つまり、本来の売り方では手に入らないキャッシュを2年分も先に手に入れる
売り方ってことです。
iPadが5月以降の数ヶ月で売れた分は、普通に売った場合の2年分の売り上げ
かも?と思うのです。
私は、個人的な考え方として、マーケティングというのは少々あおって仕掛け
るのもアリと思っています。
ただし、大前提があります。
それは、商品・サービスが売れ続ける価値を持っていること、です。
その価値があるなら、あるいは価値があるという絶対的な自信があるなら、少
々あおって販売促進したっていいと思います。
結果として、短期間にたくさんの人を喜ばせることができるでしょうから。
そのための方法として、前回のメルマガでお伝えした本やテレビを使うのもあ
りでしょう。
でも問題は、それがキャッシュの先取りで終わるのか、そのまま売れ続けかで
す。
売れ続けるモノでない限りは、こういった手法は取るのはとても危険です。
なぜなら、後から買った人から恨みを買うからです。
犬飼ターボさんが言われていた言葉が印象的です。
「たくさんの人から恨みを買うと、自分の周りに変なことがたくさん起きるよ
うになる。」
iPadは、そのまま売れ続けそうにはありませんね。
iPadを発売直後に買った方々は、今どう思っているのでしょうか?
今日も、最後まで読んで下さってありがとうございます。
一気に涼しいのを超えて、寒いぐらいですね。
私はちょっと体調を崩してしまいました。
みなさんもお気を付け下さい。

